サステナブル和牛 熟のイチボを使った旨味たっぷりのローストビーフです。

イチボとはお尻の先のお肉で、弾力がありつつ適度な霜降りが魅力。塩・コショウ・にんにくのみで味付けしたローストビーフはお肉本来の旨味を存分に引き出しているため、そのままで十分美味しくお召し上がり頂けます。
一頭からわずか1.5kgしかとれない希少部位のローストビーフを、お好きな厚さでお楽しみください。

＜サステナブル和牛 熟とは＞
サステナブル和牛 熟とは、出産を経験した雌牛（経産牛）を丹念に育て直し、母牛の生涯を掛けて旨味成分を凝縮させたお肉のことです。
今まで和牛といえば、去勢した雄牛や出産を経験していない雌牛（未経産牛）の人気が高く、出産を終えた経産牛は「廃用牛」と呼ばれ、ミンチやドッグフードなどの加工肉に使われることが主でした。
熟豊ファームでは、日本全国から母牛としての役目を終えた黒毛和牛を雲南市に集め、再飼育して市場に送り出す”サステナブルな食肉生産”に取り組んでいます。

＜海外で人気！さっぱりと食べられる深い旨味＞
サステナブル和牛 熟は、赤身の質を重視するヨーロッパを中心に16ヶ国に輸出しています。
和牛は月齢が進むにつれて不飽和脂肪酸が増えるといわれています。一般的な和牛の肥育期間は26～28ヶ月ですが、サステナブル和牛 熟は平均100ヶ月と長い年月をかけて大切に牛を育てるため、凝縮された深い旨味を感じられるのです。
また経産牛は、再飼育することで肉色が濃い赤に変わり、脂があっさりと食べやすくなります。通常サシがあまり入らないとされている経産牛ですが、サステナブル和牛 熟は独自の飼育方法により、経産牛では実現できなかった3等級から5等級（最高級）平均の肉質・脂肪の質を実現しました。サシが入っていながらさっぱりと食べ疲れしない、サステナブル和牛 熟ならではの味わいをお楽しみください。

＜SDGsの観点からも注目＞
牛のゲップは二酸化炭素の25倍の温室効果を生むといわれており、地球温暖化の原因の一つとされています。
サステナブル和牛 熟は、アマニ油を配合した独自のエサによって、牛のゲップに含まれるメタンガスの排出量を減らすことに成功しました。
さらに、地元企業から排出されるそばやサツマイモなどの食品残さをエサに混ぜ、フードロスの削減にも貢献しています。

＜生産者の声＞
「経産牛のイメージを変えたい」
「畜産業界を発展させたい」
熟豊ファームでは、これまで廃用牛として扱われていた母牛を再飼育し、テーブルミートへと昇華させる持続可能（サステナブル）な取り組みを通して、日本の畜産業の品質向上・発展をめざしています。
経産牛の「和牛」としてのポテンシャルを引き出したサステナブル和牛 熟を、全国の皆さまにご賞味いただければと思います。

【製造地】島根県雲南市
【原材料】黒毛和牛いちぼ肉(国産)、にんにく、食塩、香辛料
【申込】通年

【注意事項】
・画像はイメージです。
・おいしくお召し上がりいただくために、下記の解凍方法を推奨いたします。

【おすすめの解凍方法】
・お召し上がり前日に冷蔵庫に移動させてください。半日解凍させた状態でカットすると切りやすくなります。
※お急ぎの場合は、たっぷりの氷水に沈めて解凍してください。（解凍時間の目安:1～2時間）