北前船がもたらしてくれた冬の味「大根寿し」
北前船が北海道から運んだ主な交易品の一つが鰊（にしん）です。その鰊によって生まれたのが小松で古くから食べられている大根寿しです。糀をコタツの中で発酵させる様は、小松の冬の風物詩です。

内容量：大根寿し 200g×5袋

加賀漬物 あきや
石川県小松市梯町イ61-1　TEL：0761-22-0246

同じ石川の冬を代表する郷土料理の「かぶら寿し」は蕪と鰤を使うのに対して、大根寿司は大根と鰊を使います。
昔は、魚屋が漬け込み正月用の珍味として得意先へ贈っていたそうだが、かぶら寿しは身分の高い人用で庶民は大根寿しだったとか。
大根寿しはかぶら寿しよりも甘みが抑えられていて、さっぱりとした味わいです。肉厚の大根に糀や鰊のうまみが染み込み、しゃきしゃきとした歯ごたえが特徴です。