肌に触れるたび味わいを増す革を、自分だけのかたちに育て上げる。
イタリアトスカーナ地方の伝統的な技法で鞣される「バケッタレザー」は、まさに"育てる革"と言えます。

革をタンニンのプール槽に革を漬け込み、じっくりと時間を手間をかけタンニンを浸透させ鞣す。
時代と共に減りつつあるこの製法を、トスカーナ地方のタンナーは今もなお変わらず受け継いでいます。

手間暇掛け仕上げた革は経年変化も豊か。
新しいギャロップの「バックパック」は、バケッタレザーの魅力を存分に味わっていただくべく、シンプルなデザインに仕立てました。
ショルダー(肩から首部分)は動きが多い箇所のためにシワが多く見られる革。
全体にシュリンクのプレスを施してもなお、本来の表情が豊かに残ります。

前面は接ぎを入れず一枚で、体に触れるは背面とショルダー裏には、家具用に開発された同色の天然皮革を合わせました。
クッション入りのショルダーは馬具の鼻革をモチーフに、さらに胴との接続部分には負荷の補強とデザインのアクセントを兼ねた、太目のステッチを施しています。
既存の財布づくりの細やかな技を引き継ぎ、ネン引きやステッチなど細部まで丁寧に仕上げました。

手に触れ使うほどに、色深く艶を増してゆくバケッタレザー。
日々のあなたのライフワークに寄り添い馴染んでゆく革の変化を楽しみながら、あなたオリジナルのバックパックに育ててみませんか？
その変化に気付くたび、より愛着が増してゆくに違いありません。

※本体革は、コーティングを施さず、素のままの仕上げです。
革表面に革本来のキズやシワがみられる場合がございます。

【お申し込み前に必ずご確認ください】
・配達日の指定はお受けできません。
・長期ご不在期間がある場合は、申込時に備考欄に記載または申込後3日以内にご連絡をお願いいたします。