奥明日香の畑で栽培しているにんにくをしっかり熟成させて作った「黒にんにく」。添加物を含まず、自己発酵させた黒にんにくは、普通のにんにくよりも栄養価が高く、滋養強壮に効果抜群。使用されなくなった農地を利用して育てたにんにくを保存食にした「奥明日香産黒にんにく」でパワーをつけてください。そのまま食べても、料理に使用することもできます。

【生活習慣病にも役立つ黒にんにくを明日香村から】

白いにんにくを高温、高湿の環境で3～4週間置き、熟成させて作られる黒にんにく。抗酸化作用のある「ポリフェノール」や「S-アリルシステイン」、健康維持に欠かせない「アミノ酸」といった健康に良い有効成分が白いにんにくの数倍以上含まれていると言われています。不規則な生活や食事、ストレスや睡眠不足など、現代人のライフスタイルにつきものの悩みを改善させる効果が期待できる健康食品です。

明日香村でも、農家の高齢化が進行しており、恵まれた場所にある農地も休耕地となっているケースがあります。こちらの「奥明日香産　黒にんにく」は、奥明日香で耕されなくなった畑が荒れないようにと、近くに住む水谷勇一さんがにんにくを育てることにしました。

「日当たりが良い畑が荒れていくのを見るのがしのびなくてねぇ。この辺りはイノシシやシカなどの獣害も多いけれど、にんにくは彼ら、好きじゃないようで、食い散らかさないんです。比較的、育てるのが楽な作物でもあるし、熟成させれば栄養満点な黒にんにくになるし、一石二鳥なんですよ。私もこの通り、もう若くないんだけど、高齢になっていくこの辺りの農家の中では、まだまだ若手でしてね(笑)。奥明日香の畑が荒れないように、私も黒にんにくを食べて健康に気を付けて、できる限り、がんばっていきたいと思います」（水本さん）


【水本さんが育てて、熟成させた黒にんにくで健康に】

●水本さんちの奥明日香産黒にんにく●

ほくほくとした食感で栄養たっぷりの黒にんにく。4大薬効として「血小板抑制作用」「強壮作用」「殺菌作用」「厚顔作用」があると言われています。身体を錆びさせない抗酸化作用があるのも見逃せません。ポリフェノールが多い皮の部分は、健康茶として飲むのも良い方法です。100度近い熱湯の入った湯呑に5かけ分程度を入れ、数分待って、皮を取り除けば、身体があたたまり、冬場は風邪対策としても有効です。