自然な甘さが引き立つ、
秘蜜芋のムース。
干し芋から、
新スイーツの誕生です。
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陶磁器を販売する蔵人新宇(くらーとあらう)。大正5年に建てられた蔵をリノベーションし、cafe蔵八も併設。市内で製造される干し芋にほれ込み、自社でも取り扱うことに。食べやすいよう干し芋をスティック状にしたところ、どうしても切れ端が出てしまう。おいしいのにもったいない。余すところなく味わってもらいたい、とメニュー開発が始まりました。
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使用するのは、松島ヒロ子さんのさつまいも。日射と北風、みどり市の自然がおいしく育てます。機械化はしていません、手作業だから生産量には限りがあります。品種は、濃密な甘さが魅力の紅はるかと、なめらかで絹のような舌触りが特徴のシルクスイート。さつまいものムースは、この2種を利用して作ります。
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ほっと一息つく時間を演出する、そんなスイーツが作りたい。さつまいもの甘さをじっくり味わえるよう、コーヒーや紅茶に合うよう、レシピを追求しました。コーヒーは深煎りでも浅煎りでも。紅茶は香りが強すぎないものがおすすめ。お気に入りのカップで、お楽しみください。
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芋と牛乳、生クリーム、砂糖をブレンドしたムースと、芋のペースト。仕上げに干し芋と、キャラメリゼをトッピング。お芋づくしの、ひんやり冷たい新スイーツの完成です。「みどり市でおいしいさつまいもが育てられ、さつまいもスイーツがあることを知ってほしいです」とみゆきさん。三時のおやつに、ご家族やお友達といかがですか。
丹精込めて仕上げた干し芋は、見た目も美しく、滑らかな舌触り。糖質控えめで、食物繊維が豊富。健康の強い味方です。