鰹節の名産地・指宿が誇る
なまり節を、
より食べやすく、
もっと広い世代へ。
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妻・里美さんは埼玉県出身。山吉國澤百馬商店の未来を担う匠馬さんと結婚し、指宿へ。それまで馴染みがなかった、なまり節のおいしさに感動しました。なまり節とは鰹節の一種。なまり節を何度も燻せば硬い鰹節になります。匠馬さんも、「ずっと昔はよく食べられていたと聞いています。人気を復活させたいです」。いいものだから伝えたい。若い世代にも食べてほしい。夫婦の思いが、新たな味を誕生させました。
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味は、こしょうとハーブの2種類。指宿市山川港で水揚げされた鰹を、生切り、煮熟、骨抜きを経て、燻製。通常のなまり節より短時間で燻すことでやわらかく、味の浸透をよくしています。塩をすりこみ、オリーブオイル、こしょう、ハーブを加えます。ハーブは指宿で栽培された無農薬のものを使用しています。
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こしょうは粒の大きさをどうするか、ハーブは何がベストか。燻製時間の加減も含めて試作を重ね、ハーブはローズマリーとレモングラスにたどりつきました。なまり節は一本売りが多い中、おひとりの方にも食べやすいサイズにこだわりました。一つひとつ手作りしています。指宿市山川は鰹節作りが盛ん。まちを歩けばどこからともなく鰹節の香りが漂います。この独特の空気感の中で作られるなまり節を、ぜひ味わって欲しいです。
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お好みの厚さにスライスして、まずはそのまま。スモーキーな鰹の味わいをお楽しみください。ワインやビール、お酒のおつまみに最適です。ほぐしてサラダにしたり、パンにはさんでサンドイッチにしたり。袋に残ったオリーブオイルには鰹やハーブのエキスが溶け込んでいます。このオイルでニンニク、なまり節を炒め、パスタを投入すれば、絶品オイルパスタのできあがりです。
栄養価が高く、健康的。美味しくて食べやすい、フレーバーにもこだわっています。若い方、女性にぜひお試しいただきたいです。