木目、和紙、光のゆらぎ。
行燈の四面に春夏秋冬を
表現しました。
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宮城県出身の馬場さんは2017年、地域おこし協力隊への着任をきっかけにみどり市を訪れました。自然しかない、素の山を楽しめることに魅了され、現在はみどり市東町の山奥でものづくり工房を営んでいます。もともと好きだった間接照明を作りたくて、みどり市の木材を使った行燈でみどり市の四季を描くことにしました。
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使用するのは、みどり市産の杉。建材の端材です。無垢と柿渋を塗ったもの2種類を製作。また、みどり市に隣接する桐生市で橘三紀さんが手がける桐生和紙も使用、杉の皮がすき込まれた趣ある和紙です。草木ダムに上がる花火はみどり市の夏の風物詩。蛙と花火、馬場さんが特にお気に入りの季節です。
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USB充電式の行燈、フル充電で約5~6時間使用可能です。自宅や職場、キャンプ場など屋外でも利用いただけます。LEDモジュール内蔵、明るさの調節だけでなく、火のゆらめき、木漏れ日、水面の反射と3種類の自然光を表現しました。格子の組み合わせは自由自在、好きな面を正面にしてお楽しみください。
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「みどり市の杉を使用することで山の管理も進みますし、地元の山や木の魅力を伝えられると思うのです」と馬場さんは言います。木が好きな方や、間接照明が好きな方に手に取っていただけたら。みどり市のような穏やかな空間を演出してくれる行燈です。
木工職人のこだわりを随所に感じる、丁寧な手仕事です。行燈はあたたかな空間を演出、いつもの部屋が穏やかな雰囲気に包まれます。