とろり濃厚、旬をいただくひと皿。
野菜の旨みを引き出す、
まるで食べるスープです。
-
シェフの塩見晋作さんは地元の福知山でお店を持つという夢を叶え、ひとみさんと2012年にビストロqをオープン。ランチはハンバーグ食べ放題、夜はコース料理がいただけます。料理にそえる濃厚なスープにはファンがつくほど。鹿の骨のスープ「丹波もみじのコンソメ」も人気です。
-
スープに使う野菜は、晋作さんのお父さんの自家栽培。料理に使いたい野菜を依頼する、オーダーメイドの畑です。当初はめずらしい西洋野菜をお願いし、困らせたことも。今では「今年はどんな野菜を使うのか?」と父から聞いてくれるようになり、料理にも力が入ります。
-
野菜本来の旨みを味わってほしいから、余計なものは入れません。スープの半分以上が野菜です。牛乳や生クリームでのばし、味の調整はお塩のみ。カブやえんどう豆、なす、かぼちゃ、ビーツにカリフラワーなど、季節ごとに10種類ほど。夏場は冷製スープでいただきます。
-
とろり濃厚な、食べるスープ。焼きなすのポタージュは、じっくり焼いたなすの皮をむき、ペーストにします。ほろ苦い焦げの風味が大人の味わい。使う野菜は季節とともに変わります。旬をとじ込めた、食卓に彩りをそえるスープです。
福知山で大人気のレストラン。地域のおいしさが詰まったスープは、現地でもぜひ召し上がっていただきたいです。