鬼凧コミックは、島の古い伝承図柄をアメリカン・ヒーロー・コミックスの表紙風に再生してみたものです。パワースポットの島壱岐から、百合若と鬼の強力な「破邪開運」パワーを籠めました。
ACB工房は創設時から、壱岐の希少な「アイコン資産」としての鬼凧に注目して来ました。この民芸図柄の中に眠って居る「悪毒王」と「百合若大臣」に改めて脚光を当て、物語からそのまま活き活きと飛び出してきたキャラクターとして生命を吹き込めたらなぁと...
その思いから鬼凧のそもそもの由来である百合若と鬼の物語に立ち返って、戦いの場面を水墨絵巻き風に描いてみたり、勢いのある墨絵にしてみたり、逆に余分な墨線を取り払ってキャラクターと直接目が合う様にしてみたりする内に鬼凧にはまだまだ大きな力があると確信が持てるようになりました。
また、工房のイラスト担当が企業のキャラクターデザイン研究開発部門担当だった経験からポパイ等のアメリカン・クラシックアニメの様式、マーベル・コミックス等のヒーロー物コミック誌の様式...と言った、世界中で多くの世代が少年少女時代に親しんだ事のある「キャラクター」の古典様式での再現にも取組んでみました。
そうした中から生れた鬼凧コミックTシャツ。神通う島の空からあなたの町までお届けします。

※鬼凧とは
壱岐の「鬼凧」（おんだこ）は
鬼ケ島であった壱岐を舞台に繰り広げられた百合若大臣の鬼退治伝説に由来します。
その昔壱岐には5万匹の鬼が住んでおり悪さばかりして島人を困らせていましたが
無双の強者百合若大臣が海を渡って鬼退治にやって来ました。
その時百合若大臣が撥ねた悪毒王と言う鬼の大将の首が
空から降って来て百合若大臣の兜に噛み付いたと言う印象的な場面が
凧に描かれ伝承されて来たのが鬼凧です。

恒例の凧揚げ行事の時、凧に張られた弓の勇壮なうなり音には魔よけの意味があります。

そんな鬼凧は今も島の有志達に依って受け継がれ、親しまれ、
家内安全・無病息災の魔よけとして、島の家々に飾られています。

提供事業者：ACB工房

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