返礼品について
[ 色彩箸 5色セット について ]
兵庫県の伝統的工芸品に指定されている「有馬籠」は、茶道で用いられる花器の製作が中心でしたが、
現代では毎日の暮らしで使えるカトラリーやファッションアイテムの製造も行っています。
熟練の職人が丁寧に削り上げたお箸を、自然由来の塗料で彩豊かに仕上げました。
竹の食事箸は、とても軽くて扱いやすく、焼き魚の小骨など細かなものもしっかりと掴むことができます。
素材となる竹は、高圧釜にいれて水分と糖分をしっかりと抜いた「炭化竹」と呼ばれるものです。
水分が少ないため、竹特有のしなやかさを残しながらも丈夫で長持ちします。
カラーリングのあとに、食品衛生法適合のウレタン塗料でコーティングしていますので、
黒ずみやカビの心配が少なく、通常の食器洗い洗剤で洗っていただくことが可能なので、とても衛生的です。
※ 食洗機・乾燥機には対応していません。
[ 有馬籠の歴史 ]
有馬籠の歴史は大変古く、発祥は安土桃山時代と伝わります。
京都市の東本願寺所蔵「顕如上人貝塚御座所日記」には、「天正13年(1585年)9月13日、有馬に入湯した顕如上人が、豊臣秀吉公の正室 北政所(寧々)に“有馬籠”を贈った」と記されており、この頃には湯治客の土産品となっていたことが伺えます。
その後、江戸時代に著名な名産品として様々な書物で紹介された有馬籠は、明治6年にオーストリアで開催されたウィーン万国博覧会に出品し優秀賞を受賞。ここから次第に産業としても発展、大正時代の全盛期には従業者が70名余りに達し、「籠屋町」という町を形成したほどでした。この頃、現在竹細工が盛んな九州の別府へも籠師が出向き、竹細工の技法や技術などを伝えたとされています。
しかし1945年頃、安価で大量生産できるプラスチック製品が出回ったことや戦争の影響で従事者が著しく減少、後継者不足などが原因となり次第に衰退してしまいました。現在、四代目轡昭竹斎を筆頭とする当工房の職人のみが伝統的な技術を引きつぎ有馬籠を製造しています。
【株式会社 くつわ/078-904-6210】
兵庫県の伝統的工芸品に指定されている「有馬籠」は、茶道で用いられる花器の製作が中心でしたが、
現代では毎日の暮らしで使えるカトラリーやファッションアイテムの製造も行っています。
熟練の職人が丁寧に削り上げたお箸を、自然由来の塗料で彩豊かに仕上げました。
竹の食事箸は、とても軽くて扱いやすく、焼き魚の小骨など細かなものもしっかりと掴むことができます。
素材となる竹は、高圧釜にいれて水分と糖分をしっかりと抜いた「炭化竹」と呼ばれるものです。
水分が少ないため、竹特有のしなやかさを残しながらも丈夫で長持ちします。
カラーリングのあとに、食品衛生法適合のウレタン塗料でコーティングしていますので、
黒ずみやカビの心配が少なく、通常の食器洗い洗剤で洗っていただくことが可能なので、とても衛生的です。
※ 食洗機・乾燥機には対応していません。
[ 有馬籠の歴史 ]
有馬籠の歴史は大変古く、発祥は安土桃山時代と伝わります。
京都市の東本願寺所蔵「顕如上人貝塚御座所日記」には、「天正13年(1585年)9月13日、有馬に入湯した顕如上人が、豊臣秀吉公の正室 北政所(寧々)に“有馬籠”を贈った」と記されており、この頃には湯治客の土産品となっていたことが伺えます。
その後、江戸時代に著名な名産品として様々な書物で紹介された有馬籠は、明治6年にオーストリアで開催されたウィーン万国博覧会に出品し優秀賞を受賞。ここから次第に産業としても発展、大正時代の全盛期には従業者が70名余りに達し、「籠屋町」という町を形成したほどでした。この頃、現在竹細工が盛んな九州の別府へも籠師が出向き、竹細工の技法や技術などを伝えたとされています。
しかし1945年頃、安価で大量生産できるプラスチック製品が出回ったことや戦争の影響で従事者が著しく減少、後継者不足などが原因となり次第に衰退してしまいました。現在、四代目轡昭竹斎を筆頭とする当工房の職人のみが伝統的な技術を引きつぎ有馬籠を製造しています。
【株式会社 くつわ/078-904-6210】