伝統工芸品である「石州和紙」と「紙布」という希少な素材を組み合わせた「石州和紙布織　名刺入れ〈揉紙・柿渋染〉」と「石州和紙布織　名刺箱〈渋紙・柿渋染〉」のセット商品です。


「石州和紙布織」は、ユネスコ無形文化遺産にも指定される「石州和紙（石州半紙）」と、それを素材に手織りされた「紙布」を組み合わせたプロダクトを展開する商品ブランドです。既存の価値観さえ揺らぐ現代だからこそ、「伝統に裏打ちされた本物であることの尊さ」を大切にした”古くて新しい”モノづくりに挑戦しています。

　「石州和紙布織　名刺入れ〈揉紙・柿渋染〉」は、草木染めによる染色、接着にもこんにゃく糊や米糊など自然由来のものだけを使用し、さらに強度を高めるためにえごま油を塗布するなど地産地消の商品づくりを心掛けています。

　和紙の原料となる楮の栽培から製紙（島根県三隅町）、製糸・染織・組立・梱包（島根県川本町）まで気が遠くなるような手間と時間を掛け、すべての工程をほぼ手作業で行なっています。柿渋染めは、外気との化学反応によって時間の経過とともにより深みを増していきます。自然素材ならではの表情の変化、手仕事ならではの風合いをお愉しみください。

　木製の専用箱にも「石州和紙布（渋紙）」による化粧を施し、柿渋を上塗りした後、でんぷん糊で仕上げることで和紙特有の毛羽立ちを抑え強度も高めています。捨てられるだけのパッケージではなく、開封後は卓上の名刺保管箱として活用いただけるサイズや仕様を工夫しました。自然素材特有の色ムラも一つの個性として捉え、愛着を持って長くお使いいただけることを期待しています。



返礼品基準第5条第3号適合の品


・自然素材・天然染料を使用しているため、直射日光や外気との化学反応、摩耗等により変色・変形する場合がございます。
・色移りする可能性がございますので、淡い色のお召し物とご使用の際などは特にお気をつけください。
・エシカル消費の観点から簡易包装でのお届けとさせていただいております。